こんにちは、マユミです。
という方に向けた記事となっています。
Snapseed(スナップシード)の魅力は、なんといっても「無料なのに多機能」という点ですよね。
でも逆に、「機能がありすぎて、どれを使っていいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか?
この記事では、「Snapseedを使っておこなう、基本的な写真のレタッチ方法」を、準備編+実践編8ステップで解説していきます。
この記事を読むと、Snapseedを使って写真をキレイに仕上げられるようになりますよ!
Snapseed
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Snapseedで基本のレタッチ【準備】
写真を用意
今回はこちらの写真、「木のテーブルに置いたノートとペン」を使っていきます。
撮影したスマホは、ちょっと古いですがiPhone8です。
仕上がりイメージ
レタッチを始める前に、どういう感じに仕上げたいか決めます。
レタッチに正解はないので、どういうイメージを作りたいか、ざっくりでも方向性を決めておくと、途中で迷走しません。
今回私は、「ナチュラルな木目の色味をいかした、明るく爽やかな感じ」を作りたいと思います。
写真の問題点
次に写真の問題点をみていきます。
- ノートが(意図せず)ななめになっている
- 企業のロゴをかくしたい
- 左側がとくに暗い
- 余白が中途半端
上記を解決しつつ、全体的に明るくしていこうと思います。
Snapseedで基本のレタッチ【実践8ステップ】
Snapseedを使った基本のレタッチを、8ステップで解説していきます。
この手順をおさえておけば、どんな写真もキレイに仕上がりますよ!
手順
- 水平、垂直を整える
- ゆがみを直す
- 切り抜く
- いらないモノを消す
- 全体の色味を調整
- 全体の明るさや濃さを調整
- 部分ごとの明るさや濃さを調整
- 見直しと保存
と思ったかもしれません。慣れると簡単なので大丈夫です。
まずは、Snapseedのアプリで写真を開きます。
メモ
横向きにすると、ツールバーは右側になります。
ツールのなかから、7つの機能を使ってレタッチします。
ひとつづつ解説しますね。
水平、垂直を整える
使うツール:回転
画面下の「ツール」から→「回転」の順にタップします。
「回転」を開いた時点で、自動補正が行われます。
これでよければ、そのままOKします。(OKは「チェックマーク」のアイコン)
必要があれば、指で写真を回転して、微調整してください。
ポイント
ゆがみを直す
使うツール:射影変換
画面下の「ツール」から→「射影変換」の順にタップします。
真上や真横からとったつもりが、あとでみたら被写体に変な角度がついている...。というときに、ゆがみを修正できるツールです。
上下、または左右にスワイプしながら調整します。
※サンプルの写真では必要なさそうだったので、今回私はスキップしました。
ポイント
切り抜く(トリミング)
使うツール:切り抜き
画面下の「ツール」から→「切り抜き」の順にタップします。
被写体がちょうどよい位置にくるように調整します。
ツールバーの「フリー」を選ぶと好きな大きさに、「4:3」などの数字を選ぶとその比率で切り抜きできます。
※今回私は「2:3」の比率を使い、被写体(ノート)の上下の余白が同じくらいになるように切り抜きました。
ポイント
いらないモノを消す
使うツール:シミ除去
画面下の「ツール」から→「シミ除去」の順にタップします。
ゴミや汚れ、ロゴ、名前など、見せたくないモノを消します。
消したいモノを指でなぞると、なぞった部分の周辺の色情報をもと、なぞった部分が塗りつぶされます。
周辺がごちゃごちゃしている場合などは、あまり上手くいきません。
なぞる時に、少しずつ様子をみながら行ってみてください。
※サンプルでは、ボールペンのロゴと、ノートの汚れを対応しました。ロゴに関しては、完全に消すのは難しかったので、ボカす程度にとどめましたが、ノートの汚れはきれいになってますね。
ポイント
全体の色味を調整
使うツール:ホワイトバランス
画面下の「ツール」から→「ホワイトバランス」の順にタップします。
全体の色味を調整していきます。
方法1(自動):「スポイト」ツールを使います。写真の中で「色が正しい」と思うところをタップすると、その色情報をもとに自動で色味を補正してくれます。
方法2(手動):「スライダー」ツールを使います。左右にスワイプしながら、しっくりくる色味に調整します。
※サンプルの写真では必要なさそうだったので、今回私はスキップしました。
ポイント
色合い:マイナスが緑、プラスがピンクです。
全体の明るさや濃さを調整
使うツール:画像調整
画面下の「ツール」から→「画像調整」の順にタップします。
写真全体の明るさや色の濃さ(彩度)を調整していきます。
左右にスワイプしながら、仕上がりイメージに近づくように合わせます。
基本的には、「明るさ→コントラスト→アンビアンス→彩度」の4つで十分です。
「コントラスト」は、プラス値が高いとメリハリのあるくっきりした印象になります。
彩度とアンビアンスは、マイナスが白黒、プラスがカラフルです。
「アンビアンス」は、色のうすい部分を中心に色が足されます。
「彩度」を使うと、全体的に色が足されます。こちらは効きが強いので、控えめに使うとよいと思います。
ポイント
部分ごとの明るさや濃さを調整
使うツール:ブラシ
画面下の「ツール」から→「ブラシ」の順にタップします。
部分ごとに明るさなどを調整します。
写真の中で、「ちょっとこの部分だけ明るすぎる」「ここはもう少し色が濃い方がいいな」という時に便利です。
適用したい部分を指でなぞって使います。
❶ブラシを選ぶ。
❷適用量を+とーで選ぶ。
❸指でなぞった部分を確認。
※今回私は、写真全体を平等に明るくしたかったので、暗かった写真の左側を明るくしました。
ポイント
見直しと保存
最後に全体をチェックして、必要であれば再調整します。
画面上にある「戻る」のアイコンから、「編集の履歴」をみることができます。
もう一度途中まで戻ってやり直したいときに、使ってみてください。
レタッチが全て完了したら、「エクスポート」で保存しておわりです。
仕上がり
レタッチ前の写真も、これはこれで雰囲気がありますが、今回作りたかったイメージは「ナチュラルな木目の色味をいかした、明るく爽やかな感じ」でしたので、そのように仕上げてみました。
スマホで簡単!Snapseedでレタッチしよう
Snapseedを使った基本のレタッチ、を紹介しました。
さいごに手順を簡単にまとめておきます。
手順まとめ
【準備】仕上がりイメージを決め、問題点をあらいだす。
- 水平、垂直を整える(回転)
- ゆがみを直す(射影変換)
- 切り抜く(切り抜き)
- いらないモノを消す(シミ除去)
- 全体の色味を調整(ホワイトバランス)
- 全体の明るさや濃さを調整(画像調整)
- 部分ごとの明るさや濃さを調整(ブラシ)
- 見直しと保存
上記手順でおこなえば、スマホの写真もキレイに仕上がりますよ!
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