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目にも楽しいピンク色の発芽野菜!アマランサス スプラウトの育て方

アマランサス スプラウト(マイクログリーン)

アマランサススプラウト(マイクログリーン)は数あるスプラウト野菜の中でも是非チャレンジしてほしいスプラウトの1つです。高い栄養分はもちろん、蛍光ピンクの茎がとても綺麗で見た目にも楽しく、料理に彩りを与えてくれます。貝割れ大根のようなピリッとした辛みはなくマイルドな味わいなので、サラダ、サンドウィッチ、またはトッピングとして色々な料理に合います。

用意するもの

  • 浅型の容器2つ(豆腐の容器でもなんでも良いです。1つは栽培用に使いますので、排水穴を開けてください。もう1つは蓋として使います。)
  • 栽培用容器より一回り大きい容器(底面からの水やり時に水を溜める為に使いますので、穴の開いていない容器が必要です。
  • 霧吹き
  • 市販の種まきや挿し木用の土、またはココナッツファイバーなどの土の代わりになるもの
  • アマランサスプラウトの種

アマランサススプラウトの種をまく

まずは栽培容器に土、または土の代わりになるもの(以下「土」)を入れます。アマランサスの種はとても小さいので、発芽の妨げにならないよう、土に大きな粒や木片があれば取り除いてください。土の量は、3〜4cm程度の高さまで入っていれば充分です。成長過程の早い段階で収穫しますので、土に肥料を混ぜる必要はありません。種自身が持っている栄養分で充分成長します。

土の表面を可能な限り平らにならし、霧吹きで水を吹きかけ土を湿らせます。その上に種がなるべく均等になるように撒きます。ぎっしりと混み合った状態が理想的です。

アマランサススプラウトの種

種の上に土は掛ける必要はありません。種の上から霧吹きで水を吹き掛けます。この時斜めの角度から水を吹きかけると、水圧で種が飛んでしまう事がありますので、真上から水を吹きかけるように意識すると、種が土に定着して安定します。

アマランサススプラウトを遮光する

種をまいた容器の上に、別の容器を重ねます。遮光する目的と、発芽した小さな芽にプレッシャーを与える目的があります。重ねた容器を押し上げて上に伸びようとするので、成長が早くなります。

キャベツスプラウト遮光中

容器は暗めの場所に置き、1日に1〜2回くらい霧吹きで水を掛けます。使用している土の保水性や気温、湿度によって異なりますので、土が乾かないよう様子を見てください。

遮光期間はアマランサススプラウトの場合、目安にはなりますが種まき後2〜3日間くらいです。気温によってはもう少し時間が掛かると思います。

アマランサススプラウトを光に当てる

アマランサススプラウト

上の写真くらいの状態まで成長したら、遮光期間は終了です。この時点では茎はまだ白っぽいですが、成長するに連れてどんどん濃い鮮やかなピンクになります。

重ねた容器を外して、明るい場所に置いてください。夏の暑い時期は直射日光は避け、明るい日陰で育てる事をおすすめします。少量の土で育てていますので、日差しが強いと一瞬で土が乾き切ってしまいます。

この段階で霧吹きでの水やりは終了し、容器の下の排水穴から水を吸わせるようにします。水やりをする時は、栽培容器より一回り大きい容器の中に水をため、その中に栽培容器を入れると排水穴を通じて水が土に行き渡ります。こうすると可食部を清潔な状態に保てます。

アマランサススプラウトを収穫する

双葉が完全に展開し、最初の本葉が出始めたころが一般的には収穫時期ですが、アマランサスは本葉が出るまでに少し時間が掛かりますので、本葉を待たず収穫しても良いと思います(目安:種まきから7〜10日目くらい)。よりしっかりとした味わい好む方は、最初の本葉がしっかり形になるまで待ってみてください。下の写真は7日目のものです。

アマランサススプラウト7日目

収穫後に残った部分は、容器から取り出して土中の水分を絞れば全部丸ごと堆肥作りに使えます。容器は洗って、また次のスプラウト栽培に使います。

他にもたくさんの種類のスプラウト野菜やハーブがありますので、色々試して見てくださいね。アマランサススプラウトのようなカラフルなものがお好みでしたら、ビーツやスイスチャード、ラディッシュ、赤キャベツなどおすすめです。

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