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収穫まで約1週間!自宅で簡単マイクログリーン/スプラウトを育てよう

2020年6月19日

こんにちは、マユミです。

自宅でマイクログリーン(貝割れタイプのスプラウト)を育ててみたいな〜

という方に向けた記事になっています。

マイクログリーンは栽培期間がみじかく、種まきから1週間ちょっとで、フレッシュな野菜が味わえます

簡単に育てられますので、忙しい方や、家庭菜園がはじめての方にもおすすめです。

明るい日陰で育ちますので、直射日光の入らないベランダや室内でも育てられますよ!

マイクログリーンとは?

マイクログリーン vs スプラウト

マイクログリーンは、日本でいうところの「かいわれタイプのスプラウト」です。

下記の表でいうと、③の段階(双葉がひらく)と、④の段階(本葉がひらく)で収穫したものを、「マイクログリーン」とよびます。

海外での通称日本での通称
①根がでる
②芽がでるスプラウトスプラウト
(例:もやし)
③双葉がひらくマイクログリーンスプラウト
(例:かいわれ大根)
④本葉がひらくマイクログリーン
⑤本葉が成長ベビーリーフベビーリーフ

日本では③の段階で収穫することがおおく、その代表格として「かいわれ大根」や「ブロッコリースプラウト」がありますね。

海外だと④の段階、初めの本葉がでてから収穫することもおおいです。実際、種のカタログに使われてる写真は、だいだい本葉ありのものです。

ちなみに本ブログでは、この記事では「マイクログリーン」を使っていますが、他の記事は「スプラウト」も使っています。

おすすめのマイクログリーンは?

マイクログリーンとして収穫できる野菜やハーブは、少なくとも80種類以上あります。

初めての方におすすめしたいのは、キャベツやケールなどアブラナ科の野菜です。

種がちょうどよいサイズで扱いやすく、発芽率がよく成長も早いからです。それと茎がまっすぐ伸びるので、収穫作業もらくです。

なれてきたら、カラフルで見た目も楽しめるアマランサスやビーツ、料理に使いやすいハーブもオススメです!

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マイクログリーンの育て方【準備編】

どのマイクログリーンも、基本的には同じように育てられます。

下記の手順のなかで使っているのは、「キャベツ」の写真です。

水栽培もできますが、ここでは土栽培で説明します。

用意するモノ

用意するモノ

  • 浅めの容器2つ(豆腐の容器などでもOK)
  • ひと回り大きい容器1つ(底面給水するさい、水をためる)
  • 市販の種まき用の土、培養土、またはピートモス、ココナッツコイアーなど土の代用品
  • 霧吹き用のスプレーボトル

浅めの容器2つのうち1つには、排水穴を開けてください。もう1つは蓋として使うため排水穴はいりません。

種について

種は「スプラウト用」として売られてるモノをおすすめします。

スプラウト用として売られている種は、短期間で収穫することを前提とし、薬品処理や、種のコーティングがされていないからです。

また、パクチーなどのように、かたい殻でおおわれている種の場合は、種まきの前日にひと晩ほど種を水につけておく必要がありますので、種の袋の説明書きをチェックしてください。

マイクログリーンの育て方【栽培編】

手順1:種をまく

排水穴をあけた栽培容器に土(または土の代用品)を、3〜4cmの高さまで入れます。

もし土の中に大粒の木片などがあれば、発芽のじゃまにならないように、取り除いておくとよいです。

肥料を追加する必要はありません。すぐに収穫してしまうので、種自体がもともと持っている栄養分だけで足りるからです。

土の表面を平らにならしたら、種をまきます。隙間をあけず、なるべくぎっしり並べてください。

種の上から土はかけなくてOKです。土をかけても発芽しますが、土をかけない方が、可食部を清潔にたもてます。

最後に、きり吹きで全体に水を吹きかけたら完了です。

手順2:遮光する

先ほど種をまいた容器に、別の容器を上から重ねます。

目的はふたつあり、1つは光をさえぎるため、もう1つは発芽した小さな芽にプレッシャーを与えるためです。芽は重ねた容器を押し上げて上に伸びようとするので、成長が早くなります。

容器は直射日光のあたらない場所に置いてください。

水やりは、目安として1日に1〜2回ほど霧吹きでおこないます。

ただし水やりの頻度は、気候や使っている土の保水性などにより変わりますので、土が乾き切らないように様子をみて調整してください。

早くて翌日、平均して2〜3日目には発芽します。発芽したあとも遮光を続けます。

注意事項:白カビ vs 根毛

発芽後に芽の周りに白いフワフワしたものが目につくと思います。

白いフワフワした部分に、霧吹きで水をかけてみて、消える(見えなくなる)ようであれば、それは根毛ですので問題ありません。

手順3:光に当てる(目安:3日目〜)

上の写真くらいの大きさに成長したら、遮光期間は終了です。

重ねた容器をはずして、明るい場所におきます。

日差しの強い季節は、直射日光はさけてください。土が少量なので、一瞬で土が乾いてしまいます。

水やりについて

ここからは、水やりの方法を「霧吹き」から「底面給水」に変えます。

芽が密集してるため、茎や葉が水でぬれると病気やカビの原因になるからです。

水やりをするときは、一回り大きい容器の中に水をため、その中に栽培容器を入れます。そうすると排水穴を通じて水が土に行きわたります。

手順4:収穫する(目安:8日目〜)

双葉が完全にひらき、最初の本葉が出始めたころが収穫のタイミングです。

本葉が成長すると味が強くなりますので、味がしっかりしてる方がよければ本葉がでたあと、マイルドな味が好みであれば、本葉がでるまえに収穫してください。

収穫するときは、切れのよいナイフやハサミを使い、根元の少し上の部分をカットします。

このとき根を一緒に引きぬいてしまうと、根についた土で可食部が汚れるので、根を引きぬかないよう気をつけてください。

フレッシュなうちに食べると、柔らかくてシャキシャキでおいしいですよ!

色々なマイクログリーンに挑戦しよう!

お料理のつけ合わせはもちろん、サラダにしたりサンドウィッチの具材にも使いやすいです。

とにかく種類が豊富なので、色々ミックスして育てても楽しいですよ!

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