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パイナップル育て方:じつは野菜より簡単。ベランダの観葉植物にも!

2020年7月1日

パイナップルの育て方を知りたい。
観賞用にパイナップルのヘタを栽培してみたい。

という方のお役に立てる記事になっています。

プランター栽培できるので、ベランダでも育てられ、手間がかからないのが魅力です。

この記事を読むと、家で簡単にパイナップルを育てるための、必要最低限の知識がわかります。

育て方手順1:パイナップルのヘタを準備

パイナップルのヘタを準備

はじめに、パイナップルのヘタを実から外します。

葉の部分全体を手でつかみ、ひねり取るようにすると簡単です。

もしくは、包丁で切り落としてください。その際は、余分な果肉がのこらないように、ヘタのギリギリまでカットします。

果肉がのこっていると腐ります。

つぎに、下のあたりの葉を外側からむいていきます。この露出させた部分から根が生えます

また葉先に枯れている部分(茶色の部分)があればハサミで切っておきます。

以上でヘタの準備完了です。

育て方手順2:パイナップルを乾かす

さきほど露出させた根元の部分は、いわば傷口です。

弱っていますので、1〜2日ほど自然に乾かし傷をいやします。そうすることで腐りにくくなり、失敗しにくいです。

乾かす日数は1週間くらい待っても大丈夫です。

育て方手順3:パイナップルを土に植える

パイナップルを土に植える

パイナップルのヘタが乾いたら、次は土に植えます。

  • 水栽培での発根は不要
  • 冬が15°C以下ならプランター栽培
  • 最終的に19リットルほどのプランターへ植えかえ
  • 水はけのよい、やや酸性の土

水栽培での発根は不要

水栽培で根を育ててから、土に植え替えるという方法はオススメしません。

なぜならパイナップルへの負担が増えるからです。

それに、けっきょく後で土に植えかえるなら、始めから土に植えた方が単純に簡単です。

水栽培するべき人:室内用のミニ観葉植物にしたい人

使用するプランター

冬が15°C以下になる地域の場合は、プランター栽培にします。冬のあいだは室内へ移動できるからです。

プランターの大きさは、はじめは小さい鉢に植え、最終的には容量19リットルくらいのものへ植えかえます

ですが大きな実は期待せず、観賞用ということであれば、もっと小さい鉢でもよいと思います。パイナップルの根のシステムは小さいので、鉢が小さくても、そこそこ育ちます。

不織布/フェルト製のプランターがあれば使ってください。通気性がよいので、パイナップル栽培にむいています。

使用する土

パイナップルは、以下のような土を好みます。

  • 水はけのよく軽い土
  • やや酸性(pH:4.5〜6.5)
  • コンポスト多め

サボテン用の土があればそれでもよいです。

育て方手順4:ときどき世話をする

パイナップルの世話をする

パイナップルは「手間のかからない植物」です。水や肥料が少なくても育ちます。

基本放置して大丈夫なのですが、下記を参考にときどきお世話すると、よく育ちます。

日光

パイナップルは日光が大好きですので、プランターは日当たりのよいところへ置きます。

ですが日陰ぎみでも、それなりに育ちます。実はつかないかもしれませんが、緑の葉だけでもきれいです。

寒くなったら、温かい室内へ入れてください。

暑さや水不足には耐えられますが、寒さにとても弱いです。

水やり

葉が育っているときは、水はさほど入りません。パイナップルの葉はかたいので、葉から水分が蒸発しにくいからです。

とくに冬の間は、水のやり過ぎに気をつけてください。

反対に、果実の成長には、たくさんの水が必要です。

実が育っているときは、水やりを忘れないようにしてください。

葉の様子

だんだん外側の葉が枯れていきますが、心配しなくて大丈夫です。

中心から新しい葉が育っていれば問題ありません。枯れた葉はハサミで切っておくと見栄えはいいです。

葉が赤紫っぽい色になっていたら、それは栄養不足です。

肥料

各6〜10%のNPKのバランスの取れたもの、プラス、Mg(マグネシウム)があるとよいです。

2ヶ月に1回くらいのペースで追肥します。はじめの半年は少量でかまいません。2年目になったら多めにします。

観賞用であれば、あまり神経質にならなくて大丈夫です。

実際に、わたしは過去に追肥なしで育てたことがありますが、小さいですが実がつきました。

栽培期間

実がつくまで1年半〜2年程度かかります。栽培環境によりますので、気長にまちましょう。

パイナップルの育て方まとめ

最後にポイントをまとめておきます。

まとめ!

  • パイナップルのヘタ:果肉はしっかり取る、植える前に乾かす
  • 水栽培での発根は不要
  • 水はけのよいやや酸性の土を使う
  • 光が大好き、寒さが嫌い
  • はじめの1年は、水やり肥料は少なめ
  • 2年目、果実の成長には充分な水、肥料が必要
  • 実がつくまで、1年半〜2年ほど

以上をおさえて、パイナップル栽培を楽しんでみてください!野菜より簡単ですよ。

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