
文中でどうのように使うの?
という疑問を解決できる記事になっています。
記事の前半では、「green thumb/fingers」の意味と由来について、後半では例文をいくつか紹介します。
この記事ひとつ読めば、「green thumb/fingers」の英語表現はバッチリです。
「green thumb/fingers」の意味
「green thumb/fingers」の意味は、ガーデニングの才能、ガーデニングが得意(上手)です。
ガーデニングは、庭の手入れだけでなく、野菜作りや、ハーブ栽培、観葉植物の世話、などいろいろふくまれます。
アメリカ英語では、「green thumb」が一般的です。イギリス英語では「green fingers」がよく使われます。
どちらも意味はおなじです。
「green thumb/fingers」の由来
「green thumb/fingers」の由来は諸説ありますが、有名なのものは下記のふたつです。
説1:豆の皮むきで緑になった指
昔々エンドウ豆が大好きなイングランドの王様、エドワード1世は、エンドウ豆の皮むきのために、使用人を6人やとっていました。
この王様は6人の使用人の働きぶりを、彼らの指をみて判断していました。
そして「指が一番緑色になっている使用人」=「一番多くの豆の皮をむいた人」だとして褒美をあたえました。
という話が元になったという説。
説2:植木鉢についた藻で緑になった指
土器の植木鉢は長年つかっていると、緑の藻(も)が鉢にでてきます。その緑の藻のついた鉢を、いつもさわっていると、緑の藻が指に染みつき指が緑になります。
つまり「指に緑の染みがついてる人」=「いつも庭仕事をしてる人」
という話が元になったという説。
個人的には説2の方がそれらしくって好きです。
ただ藻で指が「緑」にっていうより、土で指が「黒ずむ」ことの方が多いよね?とは思いますが...。
「green thumb/fingers」をつかった例文
「green thumb/fingers」は、形容詞のついた名詞です。
よく一緒につかわれる相性のよい動詞は、下記です。
- have
- need
- get
- grow
例文をチェック!
●家庭菜園でたくさんの野菜を育ててる友人に向かって、
You have a green thumb!
Wow! You got a green thumb!
などと声をかけられますね。近所の人とのちょっとした会話にも役立ちそうです。「上手だね!才能あるね!すごいね!」というニュアンスです。近所の人とのちょっとした会話にも役立ちます。
●庭の植木を枯らしてばかりで困りはててる状況で、
We should hire someone with a green thumb.
「だれか得意な人に(庭の手入れを)お願いしようよ〜」というように使えますね。
●野菜作りにチャレンジしたいけど才能無いしな〜とボヤいてる友人に、
You don’t need a green thumb to be a good gardener. Just enjoy gardening!
「とくべつな才能なんていらないよ。ただ楽しめばいいじゃん!」とアドバイスするのにも使えますね。
補足事項
上記の例文では「green thumb」を使っていますが、「green fingers」も同じように使えます。置き換える時は、単数形、複数形に注意してください。thumbは単数、fingersは複数です。
「green thumb/fingers」まとめ
最後にもう一度まとめておきます。
まとめ!
- 意味:ガーデニングの才能、ガーデニングが得意(上手)
- 「green thumb」はアメリカ英語、「green fingers」はイギリス英語
- 由来:諸説あり、有名どころは「豆の皮むきの話」と「植木鉢についた藻の話」
- 相性のよい動詞:have、need、get、growなど
以上をおさえておけば、「green thumb/fingers」の英語表現はバッチリです。是非ガーデニングの会話で使ってみてください!
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