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プランター菜園にもマルチを使おう!マルチに使える身近なもの4選

2020年7月31日

マルチ

こんにちは、マユミです。

プランターでもマルチは使った方がいいの?
身近なものをマルチに代用できないかな?

このような疑問に答えていきます。

記事の前半では、プランターにマルチを使うメリットとデメリットについて、後半ではマルチとして使える手に入りやすいものを紹介します。

プランター菜園をしている方、始めたばかりの方の参考になれば幸いです。

プランターにマルチは必要?

マルチは畑に使うものじゃないの?

と思われがちですが、実はプランターでもマルチは大活躍します。

プランターにマルチを使う一番のメリットは、乾燥防止です

畑とくらべて、プランターは圧倒的に土の量が少ないうえに、プランター用の「水はけのよい土」を使うことが多く、乾きやすいからです。

実際に、マルチありの場合となしの場合で、プランターの乾き具合をくらべてみると、違いがはっきりわかります。

「ひどい乾燥」と「水やり」が交互にくりかえされると、植物にとってはストレスです。

マルチを使って水分の蒸発をおさえ、乾燥を防ぎましょう!

ついでに水やりの回数もへりますよ

その他のメリット

  • プランター内の温度調整を助ける。(夏はすずしく、冬はあたたかく)
  • 有機物のマルチは、いずれは土の栄養分に。(時間をかけてゆっくり分解)
  • 水やり時の土はね防止。(土由来の病原菌から植物をまもる)

デメリット

プランターに肥料を追加するときに、マルチをよけないといけません。これがけっこう手間です。

とはいっても、追肥は毎日するような作業ではありません。

たまの手間もイヤだという方は、液体の有機肥料を使うとよいかと思います。

プランターのマルチに使える身近なもの4選

「マルチ」というと、ウッドチップや藁(わら)を使うことが多いですよね。

ですが、わざわざ購入しなくても、身近なものがマルチの代用品になります。

今回は簡単に手に入りそうなものを4つ紹介します。

下記以外でも、使えそうな有機物はなんでも試してみるとよいですよ!

落ち葉

一番のおすすめは落ち葉です

落ち葉には、たくさんの微生物や菌類がついていて、有機菜園に最適だからです。

公園などで簡単に手にはいる点もメリットです。

集めてきた落ち葉は、湿っていれば乾かし、細かく砕いてから使ってください。

細かくすることで、微生物の働きをたすけ、落ち葉が分解しやすくなるからです。空気や水の通り道もできます。

落ち葉を袋に入れて足でふんだり、手でもみ砕くようにすると簡単です

シュレッダーにかけた紙類

シュレッドした紙類

新聞紙、紙袋、不要な書類、段ボールなどの紙類もマルチとして使いやすいです。

シュレッダーにかけて、細かくしたものを使います。

どのような紙でもよいですが、光沢のあるチラシや、窓つき封筒などプラスチックが使われている部分はさけてください。

現在はおもに植物性インクが使われますので、インクにさほど敏感になる必要はありません。

風で飛ばないの?

と思われた方もいるかもしれません。私もそう思いました。

実際に試してみてわかったのですが、紙をシュレッダーにかけると、帯状になった紙がからまります。立体感がでるためか、風で飛びにくくなります。(全く飛ばないわけではないです。)

木製のワインのコルク

ワインをよく飲まれる方は、コルクをマルチとして使うのもありです。

ただしカッターやハサミで細かく砕く作業が、少しめんどうです。

コルクは木製のものだけを使ってください。

パッと見木製のようで、実はシリコンやプラスチックというコルクもあるのでご注意を。

ピーナッツなどの殻

ピーナッツなどのナッツ類の殻も、手に入りやすくマルチにおすすめです。

ワインのコルクにくらべると、砕く作業もかんたんにできます。

ポイントはオーガニックのナッツ類を選ぶことです。栽培過程に薬品が使われているものは、さけてください。

プランターにもマルチを使おう!

最後に簡単にまとめておきます。

まとめ!

  • プランターにマルチを使う最大のメリットは、乾燥防止。
  • プランター内の温度調整、土はね防止の役わりもする。
  • 追肥するときにやや手間。
  • 身近なもの(落ち葉やピーナッツの殻など)もマルチとして使える。

マルチは必ずしも必要ではありませんが、使うメリットは十分にあります。

身近なものをマルチにして、植物にストレスの少ない環境を作りましょう!

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