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おすすめフィクション洋書①:家族や人情ドラマなど心温まる系の小説8選

2022年7月22日

こんにちは、マユミです。

英語の小説を探している。心温まるストーリーが好き。

という方に向けています。

フィクション小説といっても、いろんなジャンルがありますよね。

この記事では、「キャラクター」を重視した人情ドラマや家族ものなど、心温まる系の洋書をあつめてみました。
(※随時更新、追加してます)

どの本も面白いので、ぜひいろいろ読んでみてください!

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最初の数チャプターは無料で試し読みできるので、読みやすさなどチェックしてみてください。

面白くて心温まるフィクション洋書【おすすめ8選】

Anxious People

銀行強盗・ユーモア・人々・メンタル

大晦日が近づくある日、売りに出されているマンションに、銀行強盗の犯人がにげこみます。

しかしマンションでは、内覧会がひらかれていました。

その場にいあわせた、不動産会社のスタッフとお客さんたちが「人質」となるのですが...

人質、犯人、警官がくりひろげる、人情味あふれるドラマです。

登場人物がちょっと多めですが、どのキャラクターもすごくいい味だしてます。

たまたまその日、その場に偶然いあわせただけの他人同士だけど、みんな何かしら悩みがあって。

すこしだけ人生をシェアして、すこしだけ明日がよくなる。

人間の弱さや、やさしさ、希望を感じられる1冊です。

The House in the Cerulean Sea

特殊能力・児童養護施設・LGBT

ルールに従順でまじめなLinusは、政府の職員。ケースワーカーとして働いています。

ある日Linusは上層部より直々に、極秘のミッションをまかされます。

そのミッションとは、6人の特殊能力をもつ子供たちと管理人のArthurが住む施設を、調査すること。

そしてLinusは、施設のある島に向かうことになるのですが...

チャーミングな子供たちとLinusが贈るラブストーリーです。

調査対象でしかなかった子供たちが、いっしょに時間を過ごすうちに友達で家族のような存在になっていく。

Linusの心の変化が読みどころの、愛のあふれる1冊です。

Nothing to See Here

特殊能力・家族・友達・ユーモア

疎遠になっていた、かつてのルームメイトで友人のMadisonから、ある日主人公のLillianのもとへ1通の手紙が。

急きょMadisonを訪ねたLillianは、「夫と前妻の子供(双子)を、しばらく面倒をみてほしい」と頼まれます。

ただしその双子は、どうやら「発火する」らしいと...

いわば「厄介者」の双子とLillianが、少しずつ関係をきずいていく、キュートで心温まるストーリーです。

双子を発火させないように、Lillianがあれこれ奮闘する様子が、ユーモアがあって楽しめます。

すごく大きな展開があるわけではないですが、全体的にほっこりしていて、リラックスして読める1冊です。

そして何より、「発火する双子」という設定がユニークで、かわいいですよ!

Remarkably Bright Creatures

水族館・タコ・家族・友情

夫を病気で亡くしたTovaは、空いた時間と心をうめるため、水族館の清掃員としてアルバイトをしています。

Tovaは30年前に突然いなくなった息子のことが、今でも忘れられずにいます。

そんなTovaは、水族館で働くうちに、タコのMarcellusと少しずつ心を通わせていきます。

そしてMarcellusは、なんとかしてTovaに「大切な真実」を伝えようとするのですが...

TovaとMarcellusの、温かい友情物語です。

Marcellusのキャラが強くて、すごくいい味だしています。

Tovaの心の空白をなんとかしようと奮闘する、Marcellusのやさしさに心打たれる1冊です。

A Man Called Ove

孤独・シニア世代・ユーモア

主人公のOveは、気難しい性格で怒りっぽく、いわゆる「頑固な老人」。近所からも煙たがられる存在です。

妻を亡くし、また何十年も務めた会社を突然クビになり、孤独でむなしい毎日をすごしています。

そんなある日、Oveの隣の家に、若い家族が引っ越してくるのですが...

ユーモアがあり、心温まるヒューマンドラマです。

この本は、とにかくキャラクターがステキです。

なにかとOveに干渉してくる隣人と、迷惑といいつつも手伝っちゃうOve。頑固だけど、でもほんとうは優しい心の持ち主なんですよね。

ほっこりさせられると同時に、老後と孤独について考えてしまうような1冊です。

Mary Jane

70年代・音楽・家族

1970年代のアメリカ。14才のMary Janeは、夏休みの間ベビーシッターとして、近所の家で働くことになります。

保守的な考えの両親に育てられたMary Janeにとって、ベビーシッター先の「超自由主義」にはおどろくことばかり。

そんなある日、有名なロックスターがベビーシッター先に滞在することが決まるのですが...

ベビーシッター先での体験をとおして、Mary Janeが成長していく、ひと夏の物語です。

まったくちがう対照的な2つの家庭が、よく描かれています。

未知の体験だらけのMary Janeの「特別な夏」が、70年代のアメリカの雰囲気とともに楽しめます。

音楽や歌うシーンがあるので、オーディオブックで聴くのもいいですよ!

音楽好きな人にも(そうでない人にも)おすすめの1冊です。

The Midnight Library

人生・後悔・絶望・メンタルヘルス

生きる希望をすべて失くし自殺をはかったNoraは、生と死の間にある「真夜中の図書館」にたどりつきます。

そこは、自分におこったかもしれない、ありとあらゆるバージョンの人生を体験できる場所。

そしてNoraは、これまでの人生の後悔と向きあっていくのですが...

「生きること」について考えさせられる物語です。

「あの時こうしてたら、もっと別の人生があったかも..」と、ふと思うことありますよね。

人生に迷ってるとき、後悔しているとき、嫌になったときなどに、読んでみてほしい1冊です。

重度のうつ病に苦しんできた著者の、メッセージが詰まっています。

Where the Forest Meets the Stars

自然・ファンタジー・愛・信頼

母の死と自分の病気を乗り越え、ようやく自分の人生にもどってきた主人公のJo。

野鳥の観察を終え、ある日Joが森から戻ると、不思議な女の子がJoの前にあらわれます。

そして女の子はJoに言います。

自分は別の星からきたエイリアン。この星(地球)で、5つの奇跡をみたら自分の星に帰るんだと..

全く知らない3人(Jo、女の子、近所に住む青年)が、すこしずつ信頼と絆を築いていく、愛のつまったストーリーです。

野鳥や森の舞台に、ファンタジーとミステリーの要素が少しずつ合わさって、とても雰囲気のある1冊です。

テンポのよい展開でサクサク読めます。

ラストはとても現実的で、好感がもてます。

面白くて心温まるフィクション洋書【まとめ】

さいごに、今回紹介した本をまとめておきます。

フィクション小説

※本のタイトルを押すと、記事内の本の紹介部分にジャンプします。

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ぜひいろいろ読んでみてください!

以上です。

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