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英語多読ノンフィクション編!自伝・回想録&ビジネス洋書おすすめ12選

2022年6月7日

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こんにちは、マユミです。
年間100冊以上の洋書を読んでいます。

英語多読用に、「ノンフィクション洋書」をお探しですか?

ノンフィクション洋書は、小説と比べると英語の難易度は増しますよね。

選んだ本が「興味のあるテーマ」であれば、多少難しくても挫折しにくいです。
とはいえ、読みやすい方がいいですよね。

この記事では、私が実際に読んだ中から、比較的読みやすかったノンフィクション洋書を紹介します。

  • 記事前半:ビジネス・自己啓発
  • 記事後半:自伝・回想録

の、2部に分けました。

気になる本があれば、ぜひチェックしてみてください!

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おすすめノンフィクション洋書【ビジネス・自己啓発】

Factfulness

「データをもとに物事を正しくみよう」というテーマのもと、私達がどれだけ間違って世界をとらえているか、様々なデータをもとに教えてくれる本です。

この本を読むと、データや数字をどう見てどう考えればよいのか、事実をもとに考えることの大切さを学べます。

本の大半は著者の体験をもとにしたストーリーなので、硬くなく読みやすいです。

冒頭にでてくる13の質問(と正解率)の部分から、すごく興味深い内容で一気にひきこまれますね。

TEDトークが好きな人にもオススメです。

聞きなれない固有名詞(地名や病名など)をのぞけば、全体的に読みやすいです。

Hans Rosling(著), Anna Rosling Rönnlund(著), Ola Rosling (著)

Freakonomics

この本は、めちゃくちゃ面白いです。

経済がテーマとはいえ、まったく硬くなく、興味深い小話(小ネタ)がたくさん書かれた本です。

たとえば、

  • マクドナルドとギャング組織の共通点はなにか?
  • 女性用のストッキングと、クラック・コカイン(薬物)の共通点はなにか?
  • なぜ銃の個人所有率の高いスイスが、世界でもっとも安全な国の1つなのか?

などです。力士の八百長の話もでてきます。

読み物として純粋におもしろいので、英語学習中の方でも飽きずに読み続けられると思います。

実際、私が昔アメリカの語学学校に通ってたとき、この本は課題図書の1つでしたが、生徒間でも人気の1冊でした。

Steven D. Levitt (著), Stephen J. Dubner(著)

ポッドキャスト版

ちなみにポッドキャストも有名で、そっちも超おすすめです。

全エピソード文字起こしされてるので、「読むor聞く」好きな方で楽しめます。

How to Win Friends & Influence People

1936年の初版から、長年にわたり読み続けられている名作です。

簡単にいうと「コミュニケーション」の基本かつ大事なことが学べる本です。

「笑顔であいさつする」のような基本的なことから、上司になるなら知っておいた方がよい実践的なテクニックも学べます。

各チャプター毎に、①重要ポイント+②実例紹介+③まとめ、という構成で読みやすく、英語も簡単です。

仕事上でのコミュニケーションはもちろん、学校、家庭、地域活動、さまざまな場面でいかせる内容なので、1度読んでおいて損はないと思います。

この本はオーディオブックで聴くのもおすすめです。各チャプター間にクラシック音楽が流れて、なんとも心地よいです!

The Psychology of Money

お金と投資のバイブルのような本です。

小手先のテクニックや、投資のやり方のようなハウツー本ではなく、「お金と上手につきあっていくための心得」が学べます。

とくにまだ若い大学生、20~30代の方なら、絶対読んでおきたい1冊です。

ただ普段から勉強されてる方には、(なんとなくでも)知っていることばかりで、目新しさは少ないかもしれません...

ページ数が230ページ程度で短いので、サクッと読める洋書を探している方にも、おすすめです。

Think Again

本のタイトル通り、「改めて考える」ことの重要さを学べる本です。

簡単にまとめると、

好奇心をもって自分を問い、自分の間違いや無知を味方にし、アイディアや成果をブラッシュアップしていこう。

と、いうような内容です。(←実際の内容はもっと濃いです)

今までやってきたことや、自分が正しいと思っていることを、考え直すきっかけになりますね。

事例として紹介される、ブラックベリーの話や、ディベート大会の話も興味深かったです。

思考停止しがちな人、自信過剰になりがちな人、それとリーダー的な立場の方にもおすすめの1冊です。

Atomic Habits

毎日のほんの少しの積み重ねが、いずれ大きな結果をもたらす」というテーマの本です。

本の冒頭で紹介される自転車競技チームの事例で、「毎日の1%の変化」のすごさがよくわかります。

冒頭の部分だけでも、読む価値ありますね。

ただし本の大部分は、「どのように習慣化していくのか?」という、習慣作りの具体的な手順になるので、まず冒頭部分を試し読みして、興味がわくかどうか判断することをおすすめします。

実践する予定もないのに、やり方や手順をひたすら読むのは、(英語多読の為とはいえ)かなり苦痛かと思いますので...

テーマが合うなら、英語もわかりやすく良書です。

おすすめノンフィクション洋書【自伝・回想録】

Maybe You Should Talk To Someone

サイコセラピスト(心理療法士)であり、ときには自身もセラピーをうける「患者」でもある著者の回想録です。

患者の抱える悩みや、セラピストとのやり取りをとおして、たくさんのメッセージや気づきをもらえます。

あくまで回想録なので(自分への直接的なアドバイスでないので)、説教くささがなく、すっと入ってくる感じがよかったです。

心にとめておきたい箇所がたくさんあり、本がハイライトや付箋でいっぱいになります!

チャプターによっては、なじみのないボキャブラリー(医療や心理系)はありますが、全体としては読みやすいです。

文章は軽く、クスクス笑える部分もたくさんあります。

カフェでゆっくり、または寝る前のリラックスタイムに読みたくなる1冊です。

Finding Me

アメリカの女優、ヴィオラ・デイヴィスの回想録です。(代表作は、映画「フェンス」や「ヘルプ」など。)

想像できないくらい過酷な人生な経験しながらも、「逃げない」と決め、必死で道を切りひらいてきた1人の女性のストーリーです。

彼女の人生自体がまるで「映画」のようで、信念や自分を肯定していく強さがつまっています。

頭をパンチされたというか、目が覚めたような気分になる1冊です。

読み終えてみると、出版社がなぜこの表紙にしたのかよくわかりますね。表紙と内容がよくあってます。

オーディオブックも最高によかったです!本人が朗読してます。

Born a Crime

南アフリカのコメディアン、トレバー・ノアの子ども時代の回想録です。

トレバーの母は黒人、父は白人。

ただし当時の南アフリカは、人種隔離政策(アパルトヘイト)の真っただ中、異人種間の交際はもちろん禁止です。

つまり、「トレバーが生まれること自体が違法」という社会です。

本のタイトル「Born a Crime」は、そこから来ています。

本の中では、人種と民族問題がからんだ複雑な社会でのエピソードが、笑いをまじえ語られています

見た目の違いより、同じ言葉を同じように話すことの大切を語ったくだりなど、考え深かったですね。

英語については、凝っていないというか、クセのない非ネイティブが理解しやすい英語、という印象でした。

Know My Name

スタンフォード大学の敷地内で、性犯罪の被害にあった著者の回想録です。

事件や裁判をとおしてのトラウマや苦しみ、怒り、社会に向けたメッセージが詰まっています。

裁判のシステムや、加害者の社会的地位によるメディアの扱い、不公平な判決など、たくさんの問題点にふれた1冊です。

テーマは重いですが、社会派の本が好きな人におすすめです。

「You don’t know me, but you’ve been inside me」から始まる、本人が法廷で読んだ手紙がネットで拡散され、当時ちょっとした社会現象にもなりました。

この手紙だけでも、ぜひ読んでほしいですね。

本人が法廷で読んだ手紙(BuzzFeed Newsの記事)

Crying in H Mart

韓国とアメリカのハーフで、バンド「Japanese Breakfast」のボーカル、ミシェル・ザウナーの回想録です。

韓国人にもなりきれない、とはいえアメリカ人にもなりきれず。

アイデンティティの模索や、母の死と喪失。

そして韓国料理や文化をとおして、亡くなった母や韓国とのつながりを再び感じていく過程が語られています。

本のタイトルが「Crying in H Mart」ですけど、いや~こちらは「Crying on my sofa」だよ、というくらい泣かせてもらいました。

冒頭の部分といい、母の闘病中の話といい、ちょっと涙なしでは読めないですね。

もしかすると知らない単語が多く感じるかもしれませんが、とてもよい回想録なので、ぜひ読んでみてください。おすすめです!

Yearbook

俳優、コメディアン、映画製作などで有名な、セス・ローゲンの回想録です。

どこにでもいそうな少年の話なんだけど、でも日本人の感覚からすると超ワイルドな小話が満載です。

とくに前半はコメディ色がつよく、声をだして笑ってしまうような話もあります。(今思い出しても笑える...!)

後半は、ハリウッドや映画製作にまつわるエピソードで、著名人もたくさん登場します。

下ネタやドラッグの話に抵抗がなく、エンタメ好きな人におすすめの1冊です。

気分転換や、息抜きにもピッタリです。

英語多読ノンフィクション編【まとめ】

さいごに、今回紹介した本をまとめておきます。

※本のタイトルをタップ/クリックすると、記事上部の本の紹介部分にジャンプします。

ビジネス・自己啓発

自伝・回想録

ぜひ色々読んでみてください!

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